グンベのパンツ

真行寺 譲        


 健一は久しぶりに新宿に立ち寄った。
本来ならば、駅ビルに行くだけで済む用事だったが、なんとなく、懐かしくて・・・。
ぶらりと歌舞伎町辺りまで足をのばした。
昼も夜も変わらない電飾看板と、客寄せのスピーカーの音の中で、
20年前の記憶がよみがえって来た。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 健一は4月から大学に通う予定の18歳。
入学してからの事を思うと、希望や不安、いろんな思いが有ったが、
今は高校生最後の春休み。開放感に包まれていた。
「無事大学にも通ったことだし、自分自身へのプレゼントだ・・・」
雑誌などで見知っていたファッションヘルスという風俗店へ、
一度でいいから行ってみたい・・・と考えていた。
まだ、AIDSなどという怖い病気も出現していなかったあの頃、
健一はズッとズッと憧れていたのだ。

 お金はなんとか、親戚がくれた合格祝いの残りとか、こまごました
のも引き出しの隅からかき集めて・・・1万5千円位は持っていた。

 郊外に住む健一は電車で小一時間ゆられて行った・・・。
昼過ぎ、暖かな春の日差しにつつまれて、歌舞伎町はなんだかとても
のほほんとした雰囲気だった。

「ど、どこにしようか?・・・・」

歌舞伎町は入り口から既にそうしたお店がいっぱい・・・。

「あっ。雑誌で見た店だ!」

「よお!お兄ちゃん コレ どう?」

ちんぴらっぽいおじさんの客引きが声を掛けてくる。

「い、いやいいです。金持ってないす・・・」
「や、やばい」

ああいうのに引っかかるとボラれると雑誌に書いてあった。

・・・ぐるぐる、グルグル、ぐるぐる・・・・
数十分は経っただろう。健一はまだ店を決められなかった。

「あ〜ぁ。もういいや・・・ここで・・・」

と思った所は表通りから2本も3本も奥に入った所。
なんだかビルも看板もボロイ感じの店だった。

「やっぱり他にしようかなぁ」

ちょっと躊躇したがもう迷うのも限界だと思った・・・

エイヤッ! 健一はその店へ ・・・・・・

「いらっしゃい」

窓口にはやつれた感じのおじさんが居た。

「はい。全部で一万円ね」

「は、はい」

「ちょっとそちらでお待ち下さい。」

「は、はい」

・・・狭い店。窓口の反対側、暖簾の奥、一畳半程度の待合室に通された。
(長く待たされる事も有るらしいが、我慢ガマン)
健一は少ない知識を総動員して、この初体験を成功させようと必死であった。
小さなテーブルの上に灰皿とHな雑誌が置いてある。
壁には本番などはしてはならない・・・とかの注意書きの貼紙が有るだけで、
女の子の写真が貼ってあるわけでもなく、とても殺風景だった。
健一は不安になってきた・・・・。

「まともな店なんだろうか?・・・」

不安をまぎらわすかのように、H雑誌の1つを取り、パラパラとページをめくった。
グラビア、キレイなモデル、大胆ポーズ・・・。
健一は勃起した。数秒で不安の事は忘れていた。若かったのだ・・・・。

 ・・・・。5分も経過しただろうか?

「ハイ、こちらへどうぞ」

おじさんに案内されて小部屋に通された。
意外と広い部屋。壁際に小さいパイプベッドが1つ、白いタオルをシーツ代わりにして
くるんである。
みすぼらしい外観の店にしては意外にもキレイな部屋だった。

 ベッドにかるく腰かけて待っていると直ぐに・・・

「こんにちは。始めまして、ミクです!」

白いレースの付いたネグリジェを着た女の子が登場した。

「か、カワイイ・・・」

健一の胸は高まった。もちろんかわいいと言っても、健一よりはいくつか年上だろう。
晩生の健一には、かわいくて、素敵なお姉さんと映った。

「どーぞ。もっと深く腰かけて」
「うふふふ・・・こういう所は初めてですか?」

「ハイ・・・・・・・わかる?」

「うん、なんか、かわいいもんネ」

「すみません」

「あやまることないのヨ」
「今日、外は暑いくらいだったでしょう?」

「ええ、まぁ」

「えと、じゃぁ、ズボンを脱いで下さいネ」

「えっ!?」

「どうしたの!? ふふふ・・・ほら 脱いでぇ」

「あ・・・あの、わかりました」

健一はドギマギして焦っていた。
うまくGパンが脱げない・・・・。

「・・・もう・・・緊張してるのネ・・・いいわ!お姉さんが脱がせて あ げ る」

 彼女は中肉中背といったところ。色白で、レースから透けて見える腰は、
格好良くクビレていた。胸は特別大きくは無いが、形がよさそうにネグリジェを
膨らませていた。
サラリとしたキレイな黒髪をゆらしながら、健一のGパンを脱がせにかかった。

「ホラ、腰を浮かせて!」
「あ・・・あ・・・、ごめんなさい」
「あーっ!もうこんなに大きくしてぇ〜〜〜」
「Gパン引っかかって下ろせないジャン」

健一のおちんちんは完全に勃起していた。
ミクちゃんはGパンのチャックを全開にして、皮を剥ぐようにして
脱がせてくれた。

「あっ!!! ・・・!」

ミクちゃんは驚いたようだった。2つの事に。

「パッ・・・ パンツがグンベェ〜〜〜!」

健一は心の中でつぶやいた。
(・・やっぱグンベのパンツはハズイ事だったのかぁ!?・・・)
(しまった、大失敗だぁ〜。大人はトランクスなのかぁ〜!)
健一は未だにおかあさんが買ってくるグンベの白い、お尻丸くるみパンツ
を穿いていた。トランクスにはひそかにチャレンジしてみたが、縫い目が
尻に食い込む感じにどうしても慣れなかったのだった。

「そ、それにぃ・・・おちんちん おっ、オッキイねぇ〜っ!!!」
「えっ、そうですか?」
「うん。今まで見た中で一番大きいよォ。」
「本当!?」

健一はいくらなんでもお世辞に違いないと思ったが、
自分のモノが平均よりやや大き目らしいとは雑誌などの情報から
なんとなく感じていたので、それを確認出来たようで嬉しかった。
そして、その喜びの意識は、健一のおちんちんに益々大量の血液を
送り込んだ。

!!!プリン!!! 「あっ!!!」

それまで少しななめになりながら、かろうじてゴムの所を
押し上げる形でパンツ中に留まっていた健一の大きなおちんちんは、
その瞬間ゴムをムキ上げて飛び出した!

「まぁ・・・・! すごぉおぉ〜〜〜〜い! ・・・ふふふ」
「は、はずかしい・・・」
「いいじゃないのぉ。素敵ヨ。」
「今からお姉さんが死ぬ程気持ちよくしてあげるネ」
「も、も、も、もう 死ぬ程気持ちいいですぅ〜」
「え〜っ?! じゃぁしまっちゃおうっと」

ミクちゃんは健一のおちんちんをそっとつかみ、
もう一度むりやりパンツの中へ押し戻した。

「あっ! あぁ 出そう・・・」

可愛いミクちゃんの滑らかな手でおちんちんを直に触られ、
健一はもう爆発寸前だった。

「へへへ・・・・」

ミクちゃんはいたづらっぽく笑うと、

「一回いっちゃおうネ。 一本で ネ」

そう言うとパンツの上から人差し指一本で、
おちんちんの亀頭の裏側の一番感じるスポットを
やさしく円を描くようにして触った。
クルクルクルと・・・。

「あっーーーーーーっ! ・・・・・・・・・・・・」

ドクドクドクドクドクドク・・・・・・・・・・・

ものすごい勢いで健一は弾けた。ドクドク・・ドクドク・・
20回以上 健一の若いポンプは超高速で作動した。
パンツの中は精液の海と化した。
健一は、なんたるこっちゃ・・・と思ったが、ミクちゃんは
動揺する様子もなく、健一のパンツを脱がせて、裏返し、
タオルで液を出来るだけ拭うと、健一の股間も続けて拭きながら、

「これ、後が残るよねぇ〜〜〜。シミになって。」
「ふふふぅ・・・ママにちゃんと報告するんだよぉ。」
「そ、そんな、出来るわけないでしょ・・・」
「ふふふっ! だよねぇ〜〜〜。 さてぇまだ時間あるし。」

「普通は一回いったら終わりなのよ。」
「でも、パンツ汚しちゃったお詫びにもう一回出してアゲル」

健一のおちんちんはまだ完全に勃起したままだった。

「う・・・嬉しい・・・! です」
「それにしても立派なおちんちんだネ」

ミクちゃんはそう言いながら、一回果てて一層敏感になった
健一のそれを口で咥え ちゃぶ、ちゃぶ と かわいがりだした。

「あ〜〜〜〜ッ。す すごい イイ。 気持ちいい・・・・」
「うぐ。うぐぅ。 ちゅぅーーーチュパッ!」
「あ〜〜〜〜ッ はぁ〜  あ、あ、あぁ 」

ミクちゃんは口先でちゅぱちゅぱしては、時々舌をクルリと
1回転させて亀頭を絡めるように刺激する技を使った。

健一は信じられないような気持ちよさに本当に死ぬかもしれない、
死んでもいいと思った。

「あ〜〜〜〜ッ あ〜〜〜〜ッ! いっちゃうぅ いちゃう」
「いっちゃうよぉ〜〜〜〜〜!」
「イイ いいッ キモチイイォォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ」
「アッ! あぁ〜〜〜〜〜〜ッ! あぁぁぁぁっあぁ〜〜〜〜〜〜ッ!!!」

○×△□いってしまった!
・・・

健一は死んだかと思った。しばらく息が出来ない程気持ちが良かった。
体中がしびれるように、、、
酸素不足になっていた、、、

・・・後始末が終わるとミクちゃんは言った。

「ごめんね・・・」
「え?何が?」
「あ、パンツなら大丈夫だよ。じきに乾いちゃうよ平気平気、外暖かいし。」
「ちがくてぇ・・・」
「本当はお客さんに上半身は脱いで、裸を見せなくちゃいけない事になっているのよ。」
「あ。ああ。。。」

健一は中学生以降、女性の生の裸を見たことが無かった。
確かに今日は、それも楽しみにして来たはずではあった。

「い、いえ。いんです。」
「こ、こんなに気持ち良くしてもらっちゃって。。。もう、それだけで・・・ハイ・・・」
「ふふふ・・・ほんとカワイイわね。」
「欲が無いんだから、おちんちんはこんなに暴れん坊なのにねぇ・・・・」

ミクちゃんは健一の少し柔らかくなったそれを軽く握り、やさしく愛撫した。

「あっ あぅ」
「あれあれぇ。もう反応してるのぉ エッチィー」
「す、すみません」
「もう時間が無いのヨ」
「じゃぁ・・・」

ミクちゃんはネグリジェを脱いで、上半身裸になった。

「あっ・・・」

きれいな形のおっぱいだった。

「す、すごい いい形だねぇ・・・・」
「そう?!あんまし見た事無い癖にぃ!」
「じぁ おいで。 最後にお姉さんが抱きしめてあげる。」
「・・・・ はい ・・・・」

健一とミクちゃんは上半身を密着させて抱き合った・・・
・・・数十秒・・・
健一は本当に幸せ一杯になった。天国だと思った。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


 プップッーーーー!
「おらおらアブねえゾこのヤロォー!」

「ハッ!す、すみません」
気が付くと健一は赤信号を渡ろうとしていた。

「うへぇー。危なかったぁ・・・」
(あんな事思い出していたから・・・)

我に返って健一は自分が勃起しているのに気が付いた。
「ぐはッ こ これをどうしようぉ・・・」

考えながら、20年前に比べてすっかり世知辛くなったその街
の奥へ奥へと飲み込まれて行った。









本・漫画・DVD・アニメ・家電・ゲーム | さまざまな報酬パターン | 共有エディタOverleaf
業界NO1のライブチャット | ライブチャット「BBchatTV」  無料お試し期間中で今だけお得に!
35000人以上の女性とライブチャット[BBchatTV] | 最新ニュース | Web検索 | ドメイン | 無料HPスペース