ぴあのタッチ

真行寺 譲        

挿絵:abcde-g


 ♪タンタンタララン♪タラランララランラララン…♪和音(かずね)が、
一生懸命弾いているのは・・・

【ショパン作曲ワルツイ短調作品34-2】
ショパン自身ワルツの中でもお気に入りの曲だったといわれる。
昔の伝記作家フレデリック・ニークスはこの曲について、
「甘美なものうさ」 「この上もなく甘く、やさしい愛情とあこがれの思い」
と表現した。テクニックよりも表現力を試される曲である。

「ハイ! ストップ!和音君。そこのトリル、この前も言ったけど速過ぎるわよ!」
「えっ!?・・・。はい、先生、わかりました。」
「本当にわかっているの?じゃもう一度その前の所から弾いて」

郁代(いくよ)はピアノ教師としての全てを、この天才青年にかけていた。
3ヶ月後の国内コンクールで優勝すれば、ポーランドのワルシャワで行われる
ショパンコンクールへの出場に向けて、ショパンの権威と言われる高名な
ポーランド人ピアノ教師が、和音をレッスンしてくれる事になっていた。

 和音は17歳。幼少時は地方に住まい、地元のピアノ教室で練習していたが、
特に目立った活躍はなかった。親の転勤で東京に出てきた小学生3年の頃から、
郁代の教室に通いだし、メキメキ腕を上げた。少なくともピアノ技術の天才であった。

 郁代は36歳独身。これまでも教え子達は国内のコンクールで入賞するなど、
ピアノ教師としての評判は上々であり、教師業としては大成功していると言って
良かった。仕事に打ち込んでいたが、まだ何かが不足していた。
満足というには程遠かった。もっともっと認められたい・・・そう思っていた。
それには、世界的に有名なコンクールの入賞者を出すことである。
和音にはその可能性が有った。

 和音の指はマシンであった。どんな複雑なパッセージも楽々とこなした。
ただ単に弾くという事について、郁代はもう何も教える事が無かった。
例えば同じショパンでも、エチュード嬰ハ単調作品10-4(テクニカルな難曲である)
などを弾かせたら、世界でも屈指の実力かもしれなかった。欲目も有るが、
ホロヴィッツよりもポリーニよりも素敵に弾けている、郁代はそう評価していた。
後は、音楽性の向上、より深い表現力を身に付ける事が課題だった。

「ストップ、ストップ、ストップ!・・・・ ふーっ・・・・」
「ねぇ。何度言えばわかってくれるのかしら・・・?」
「正確に速く弾けるというだけでは聴衆を満足させる事は出来ないわ」
「あなたのタッチには・・・・・そうねぇ」
「 愛 が・・・ 愛が足りないのよ・・・わかる?」
「はぁ・・・。でも・・・・ここを僕くらいスリリングに弾けるヤツは他に居ないと・・・」
「バカッ!」 「いいかげんにしなさい!」
「ピアノはスポーツじゃ無いわ!」
「ショパンは唄うように弾きなさい」
「深く柔らかく唄わなければダメなのよ」
「でも愛って?どう弾けば・・・?」
「ただ遅めにに唄うように弾けばいいの?」
「う・・・・・・・・・・・・・」
「あぁぁ もう! この期に及んで何を言っているのあなたは!・・・先生悲しい・・」
「いい! ・・・ 聞いていなさい。 こうよ・・・・」


郁代は同じ数小節を弾いてみせた。・・・美しい音だった。
柔らかく、深く正確なタッチ。クールで有りながら、なおかつ官能的でもある。
和音も頭ではわかっていた。が、心と体が言うことを聞かなかった。
(だって。もっと速く、スリリングに弾けるし、、、)
(あぁ。ワルツやノクターンは嫌いだぁ) そう思った。

「どう? 出来そう?」
「先生。綺麗な演奏です。まるで先生のような音です。」
「でも、僕に出来るかな?」
「な・・・何変なこと言っているの!?」

郁代は焦った。このままでは行き止まりだ。コンクールで勝てない。
入賞は確実だが、優勝は無理だ。審査員長には、和音のような
技術が上手いだけの若手を大嫌いなことで有名な、中村先生が入っていた。
このままでは和音も、これまでの弟子達と同じになってしまう。
音大に入って、ときどき名前は出るが、結局音楽教師になりました・・・
とか・・・そんなのばっかり。特に、邦人男性がピアニストとして生きてゆく
のは、並大抵の事では無い。特に日本の聴衆は外国人に暖かく、日本人に冷たい。

どうにかして、和音にショパンを唄えるタッチを、愛のあるタッチを教えなくては・・・。

・・・あれしか無い・・・こわいけど・・・他に手は無い。もう時間が無い。
郁代は決心した。そうよ!あれしか無いのヨ!

「あーっ!あれしか無いのヨぉ!」
「!!!・・・せ、先生! どうしたんですか?」

「・・・か、和音君!・・・こっちの部屋に来なさい」
「???! はぁ ・・・」



挿絵作者 abcde-g



 そこは、郁代の寝室だった。

「せ、先生?・・・」
「和音君、これからあなたに愛の有るタッチを教えるわ」
「服を脱ぎなさい!先生も脱ぐから・・・」

郁代はさっさと服を脱ぎ、ベッドに入った。
本気だった。エッチにでは無い。和音を教える事に。
「何してるの? あなたも早く脱いでここに来なさい!」
「う・・・。わ、わかりました。」

和音は気が変になりそうだったが、郁代の気迫に押されて
言うがままになった。彼も、自分の演奏に問題がある事はわかっていた。
なんとかしなければ勝てないということも。

 和音は脱いだ。薄い胸。小さい尻。長い手足。白い・・・。
優しくしなやかな体。そして・・・・。
郁代は知っていた。和音がレッスン中に時々勃起しているを。
それは多分、郁代に欲情しているのでも、誰か女友達や、
女性スターを思い浮かべて欲情しているのでは無く、
音楽に欲情しているだと郁代は思った。彼の感受性はのなせるわざだと。
見まいとしても、時々目がいってしまう・・・・・。和音のおちんちんは
大きかった。

 郁代は今日始めて生で、和音のモノを見た。想像通りのいい
おちんちん・・・・(ああ、なんてはしたない)・・・だと思った。太かった。
・・・・・・ ジュン ・・・・・・。
郁代は不覚にも自分が濡れてくるのを感じた。
(ダメょ!私は何を考えているの?!そんな為にベッドに来たのでは無いわ)
今は自分を戒めなくてはならなかった。

「さぁ、いいわ・・・。じゃぁベッドに入りなさい。」

郁代は隣に滑り込んだ和音の手を握り、静かに言った。
「和音君。私達は勝つの。勝てるの。あともう少しなの。」
「愛の溢れるタッチをマスターしなさい」
和音は落ち着いていた。
ピアニストの目になっていた。

「ハイ!先生」

郁代は和音の手をとり、自分の乳房に導いた。
「わかる?おっぱいよ・・・先生の・・・」
「はい。やわらかい・・・」
「ここはねぇ。この乳房の、乳首の先はね。とても敏感なの・・・」
「愛を込めてタッチすると、女の子はとてもいい気持ちになるのヨ」

「ピアノのタッチも同じよ」
「聴衆はただテクニカルなだけの演奏では喜んでくれないの」
「いい気持ちにはなれないの」
「はい・・・。わかるような気がします」
「じゃぁ。トリルを弾くような感じで、人差し指と中指で・・・」
「先生のココの先の所とその周りの所を、優しく触ってごらんなさい」
「そう・・・最初は軽く、スリスリ・・・と・・・、そうそう上手よ・・・あっ」
「つ、、、次にぃ、、、つ つぎ あっ あぁぁ〜〜〜っ。」
「次に、、乳首にトリルしてごらんなさい、トントンと、愛の有るタッチで、
すごぉく軽くぅ やさしくぅ」

「は・・・はい」
「・・・あっ! あぁー、い い い い  痛っ!!!」

「ストップストップ!だ だめじゃない!」
「痛いわッ!速過ぎるし、まだそんなんじゃ乱暴すぎるの!」

「もっともっともっとやわらかく、優しくするのよ」
「さぁ。もう一度」
「はい。やってみます。」

「あっ あっ ・・・ い、いちちちィ! こ コラッ! ストップ!」
「ダメ ・・・ ダメだわねぇ・・・。」
「仕方ないわ。。。」

 郁代はごうをにやした。
「こうするのヨ!・・・感じなさい・・・体で」
郁代は和音のポチンとした小さな乳首を、愛撫し始めた。
円を描くように、スリスリ、乳輪から、次第に乳首へ、、、。
トントン、スリスリ、、、、
「あっ・・・・。あぁ。。。。 せ、せ、 先生ぇぃ、、、な、
なんだか・・・とても、気持ちいいです。」
「あ、ぁ、ぁ、 な なんだか、ハラハラするような感じで・・・・・・す」
「あぁあぁあ ぁ  っ  ぁー。」
「せ、 きも、 気持ちいいですーッ! せんせぇいぃい いい!いいです。」

「どう!?わかった? わかったわね!体でわかったでしょう?!」
「これが愛のあるタッチよ」

「あなたのはこうよ!!!」

「あっ! ・・・ い 痛い! 先生何をするんですか!!!」

「そうでしょう。。。よく考えなさい。どうすればいいか!」

「はい!」
和音は突然、完全にそのタッチを理解した。体でわかった。
「さぁ! もう一度。 あなたの番よ」


「あッ はぁっ ァァァアァぁ ・・・・ いい」
「上手よ 上手!! そうよぉ・・・」
「うんうんうん! そうなのぉ そうするのぉっ!」
「んん あぁッ アアアアッ! き 気持ちイイわぁ! かずねくぅ〜〜〜ン」

「ス、ス、ス ストップ!もっとぉ! もっと、、、ち違うわ もういいわ・・・!」
「も、もういいの ヤメテ」

「先生・・・。まだダメですか? まだ、やさしさが足りない?・・・」
「ち、ちがうの・・・・・・・・・シクシクシク、エッエッエッエッエッ ・・・」
「先生泣いてるの!?」
「ぐすっ・・・か 和音君。 先生・・・嬉しいの!」
「やっと理解してくれた。マスターしてくれたわネ!!!」
「もう大丈夫ヨ! 後でピアノでもやってみましょうネ」
「ハイッ!!先生! ありがとうございます!」
「和音君!」
「先生!」

2人はひっしと抱き合った。
郁代のお腹に和音の勃起した太いおちんちんが当たっていた。
(す、すごい・・・)郁代は思った。
(しゃぶりたぁい。。。だ、ダメよ。 でも。。。)
郁代はの心は葛藤していた、、が、 口が勝手に動いていた。
「和音君。かんちがいしないでね。これからの事はご褒美ヨ!」
「たまには発散しなくっちゃねぇ〜。」
「これから大舞台に向けて、勝負する為にも・・・・」
「せ、先生。もしかして、僕のおっきくなったおちんちんを
可愛がってくれるの?」
「まっ!まぁ! あなたったら・・・。ふふふ。」
「 そ う よ 」
「!!! 先生 !!!」

 郁代は和音のおでこに軽くキスをすると、おちんちんを握り、
その器用でしなやかな指で、縦横無尽にテクニックを披露した。

「あっあぁ〜〜〜〜っ。気持ちいいです。せんせい、せんせぇい、
センセ〜〜〜〜〜〜〜ッ!」

和音の若くて太いおちんちんはさらに、ビックリする程に勃起度が上がり、
カチンカチンになった。

「和音君。なんて素敵なおちんちんなのかしら!!・・・・
こうして、
      こうして、
            こうして、
                こうしてあげるゎぁ〜〜〜〜〜っつ!!!」

「き、きもちいいよぉ〜〜〜〜〜〜っ。はぁ あぁ ああああ。」

ちゃっぷっ! 郁代は和音のおちんちんを口でくるみこんだ。
「あっ〜〜〜〜〜っ! 何、なんですぁぁぁ かぁ なんですかぁ、、
これは  いいっ いいんです いいんですょぉ〜。
スッゴク! あぁ あああああ いい きもちいい〜〜〜〜〜っ!」
「はぁ はぁ はぁ あっ あっ あ  、、 ショパンもジョルジュサンドに
こんないいことして貰っていたのかなぁ〜〜〜〜」

「そうよ!きっと そうよ! かずねくぅん!」

「和音君、気持ちいい? いいでしょう!」
「ちゃぷ、ちゃっぷっ! ちゅっ ちゅばぁー。」
「あっ あっ」
「あなたは、演奏家として、ショパンを超えられるわ!」
「出来るの。出来るわ。  ちゅばっ! ちゅーっ! しゃぶ シャブ!ペロペロ。」
「わぁ ぁぁぁっぁぁぁ も もう 発射するしゅるぅ〜〜〜〜〜。
あ あ あ あぁ で で 出る 出ますぅ あああああっ!!!」
「いいわ!どうぞ!行きなさい!全部出しちゃいなさぃ! いいよ いいよ」
「出していいよ!」
「あああ アッあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
○×▲□・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

その後、和音のレッスンは順調に進んだ。ひと皮むけて、
大人のピアニストに成長をとげていた。
あくまでピアニストとしては、であるが・・・・。

「先生!愛の有るタッチが出来なくなってしまいました。」
「・・・・また・・・・嘘でしょ。和音君」
「嘘じゃないです。。。ホラネこんな感じ♪♪♪」
「ふふふ。 しょうがないわね・・・・。ベッドルームへ来なさい!」

「あぁ、、、先生!今日は先生の中に 入りたい。。。」
「あぁぁっ ! いいわ! 今日はいいわ 許してあげる!
あたしもねぇ、かずねくんのふっといおちんちんがぁ、、、
欲しいの ほしいの 欲しかったのよぉ〜〜〜〜っ!
来て!キテ! きてぇ〜〜〜〜〜っ!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!(-_-;)

2人が本当に勝てたかどうだか?
真行寺譲はまだ結果を聞いていません。



BGM:ワルツ イ短調 作品34-2/ショパン by Yuki/Little Home on the Web







本・漫画・DVD・アニメ・家電・ゲーム | さまざまな報酬パターン | 共有エディタOverleaf
業界NO1のライブチャット | ライブチャット「BBchatTV」  無料お試し期間中で今だけお得に!
35000人以上の女性とライブチャット[BBchatTV] | 最新ニュース | Web検索 | ドメイン | 無料HPスペース